このところ木のお話ばかりでした
今日も木にまつわる本のお話です
「マツの木の王子」
マツの木の王子とシラカバの少女の恋の物語
この本の中の木々は心を持っています。
マツの木の王子とシラカバの少女は恋をします。
その恋は周りから受け入れられませんでした。
2人は地面に倒れ、やがて優しい彫師のおじいさんの手によって、
美しい黒馬と銀色のシカに生まれ変わります。
2人は他の木彫りの動物や子供たちと「語らうこと」を大切にしながら
辛い日々や幸せな日々を送り一生を終える、優しくて深いお話の本です。
先日半分読んでたこの本を読み終えて…
おうちにある木のもの全てがいとおしく大切に思えて床やテーブルや椅子に
「ありがとう」と声をかけました。
このことも、一つ前の庭木への「ありがとう」も、古い松の木と話したい…と考えていた日に、
偶然にも白樺の樹皮で素敵な物を作る方とお話することが出来て、
この本を思い出し…「木に語りかけること」の大切さをその方とこの本に教えて貰いました。
本の中には心を持つユニコーンも出てきます。
私はこのところずっとユニコーンを作っていて…
そしてまた白樺のその方も偶然にこの本を大切に持っていると聞き…
とても不思議な偶然の数々になんだか夢を見ているような気分でいます…*
本とこの嬉しい出会いを大切にしたいです。

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