菊というと仏花のイメージがあると思います。
なぜお供えの花になったのか調べてみました。
菊は中国から伝わり平安時代の頃から延命の効果があるとされ、菊を漬け込んだ酒を飲んだり、
菊の香りをつけた綿で身体を拭く等で不老長寿を祈るという事もあったようです。
また解毒作用や防虫効果もあり、花持ちも水揚げもよく、
様々な使い方が出来るため大変貴重なものとされていたそうです。
もともと菊は吉祥の意味が強く、高貴な花ですので故人の冥福を祈る際に、
出来るだけ良い花を…ということで菊が選ばれてきたようです。
そうしたことで、昔から仏花として主に輪菊と小菊が使われてきた為、
縁起が悪いイメージが定着したのかもしれません。
ですが、以前どこかで開催されていた菊花展で展示されていた数々の大輪菊を見たことがあります。
ものすごく迫力があって美しくて圧倒されたのを覚えています。
秋にまた、菊花展の大輪菊を見に行きたくなりました…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA