一人きりの夏休み、
最後の日に静岡県は三島にあるクレマチスの丘へ足を伸ばしました。
8月なのに秋みたいな涼しい日で、途中小雨も降りだしましたが
身も心もとても気持ち良く過ごせました。

クリスティアーネ・レーア 宙をつつむ（ヴァンジ彫刻美術館）
ルドルフ・シュタイナーからのメッセージ（ベルナール・ビュフェ美術館）
この２つの展覧会を途中散歩をしながら観て歩きました。
ひとつめの展覧会を見終えて、
この丘にある綺麗に整えられたお庭へ出ました。
平日の小雨の降る日だったためか誰もいなくて、
いろんな小鳥がおしゃべりしているみたいに
ピヨピヨ鳴いて空を飛んだり芝に降りたりしていました。
わぁ…バーネットの「秘密の花園」みたい！と思いました✱

少し休もうとお庭の隅の椅子に座ってぼんやりしていたら、
上の方からコツコツと言う音が聞こえ、
何かが足元に飛んできました。
拾ってみるとそれは木のカケラでした。
ふと見上げると目の前の木にキツツキがとまり、
木をつついていて…
なんだかキツツキに声を掛けて貰えたような気分になり、
嬉しい心持ちでそのカケラを土の上に置いて、
また歩き出しました…
何日かの一人きりの夜、遠くの友人と長く話したり
昨年に長年の友人やお世話になった方との別れがあり、
抑えていた哀しみが溢れ出し、涙がたくさん出る日もありました。
そしてまた日を紡ぐのですね
みなさまも良い日々を…