*Memories of winter.
白さん「灰さん、初雪だね」
灰さん「ね、寒いねでも冬らしいね」
ここ神奈川の南でも凍てつくような寒さの朝でした。
こんな日に思い出すのは4年前の大晦日。
東日本大震災の年の年末、
実家から持ち寄られた余っている布団2組と羽毛掛け布団があったので、
家財を失い避難しているご家族に提供したいと思い、
欲しがっている方を直接探せるボランティアマッチングサイトを利用し、
お子さんの居る2家族に届けることが出来ました。
その頃まだ子供達も幼く福島に届けに行くことは厳しく、
そのサイト内で福島に向かう方で持って行って下さる方を探しました。
結果、2人の方がリレー方式で運んで下さり元旦の日に届ける事が出来たのです。
まず同じ神奈川の方が埼玉まで、埼玉の方が福島まで。
大晦日の夜、神奈川ー埼玉まで運んで下さった方は、足が不自由な方でした…
埼玉ー福島まで運んで下さった方にご報告を受けた際、
「○○さんの涙が忘れられません。」とおっしゃっていました。
私はこの言葉と涙と埼玉まで運んで下さった方の後ろ姿と優しいお顔が忘れられません。
毎年寒い日が訪れると、この事を思い出し心はあたたかくなります。
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