素敵な絵本に出会いました。
女の子のだいすきなマロニエの木は、随分年をとってしまい花も咲かなくなりました。
大人達はもう枯れていると言い、切られてしまうことに。
女の子は切られる前の夜、ケットと本を持ち木の枝に寝床を作って一夜を過ごします。
すると、木が女の子に語りかける。
「けしてわたしは死なないよ」
マロニエの木の子供たちがいろんな場所に運ばれて生きているから見てごらん…
そう教えてくれました。
次の朝切られた木を背後に、女の子は自分のコートに入っていた
マロニエの子どもたちを鉢植えに植え
「まずは涙をあげるね」と言って涙を鉢に落とします…
いのちはめぐる …と言うことを人間と木との対話で優しく教えてくれる、
いつまでも大事にしたい、とても素敵な絵本です。
本屋さんで半泣きになり、子供達のクリスマスプレゼントの1つにしようと連れて帰ったのでした。
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